ファンタジーオデッセイ・シルクロードオンライン(Fantasy Odyssey/SiLKROAD ONLINE)は、韓国のJoymax社が開発したMMORPG、日本では、株式会社ゲームオンが運営をしている。
7世紀?9世紀頃の交易路シルクロードを題材にしており、唐の首都長安からローマ帝国の首都であったコンスタンティノープルまでの広大なるエリアを交易を交えながらプレイする。また西遊記や千夜一夜物語(アラビアンナイト)の要素も織り交ぜており、天竺(インド)やアラブ地域も含まれる予定である。
2008年10月現在中国版とヨーロッパ版が公開されており、この2つは1つのクライアントにまとめられているがシステム上異なる部分が多い。2005年12月の公開当初は「中国版」のみが公開され、その後2007年7月に「ヨーロッパ版」が公開され現在に至る。ゲームオンでは当初中国版をシルクロードオンライン(SiLKROAD ONLINE)、ヨーロッパ版をファンタジーオデッセイ(Fantasy Odyssey)として公式サイトを分けていたが、現在は一本化しファンタジーオデッセイ・シルクロードオンラインとしている。[1]なお、キャラクターやシステムは公開されていないがアラビア版のマップが公開されており、中国版とヨーロッパ版のキャラクターがある程度育った場合、狩り場はアラビア版のマップを共有することになる。[2]
世界観
中国側が唐、ヨーロッパ側が東ローマ帝国であるため8世紀から9世紀頃と思われる。しかしこの時代にはなかった眼鏡をかけたキャラクターが登場したり(眼鏡が発明されたのは13世紀末頃と言われている)、カラコラムが存在したり(カラコラムはモンゴル帝国の首都であり、宮殿などが建設されたのは13世紀頃になってからである。)と時代設定にばらつきがある。もっとも天使と悪魔など架空の設定もあるため、これらについてはあまり深く考えないほうが良い。
グラフィック
フル3DCGである上、降雨や降雪などの気象の変化や時間帯によって昼と夜が切り替わるだけでなく太陽や月の位置が変化するなどリアルに描画されている。そのためグラフィックには定評がある一方で、他のMMORPGと比較するとかなり高いスペックが要求される。グラフィックは設定により4段階(高/中/低/大規模戦闘)が用意されており、さらに遠景や影の描画など細かく設定することができるが、一番低い設定にしても廉価版のPCでは処理落ちが激しくなったり、アプリケーションが強制終了したりすることがある。
課金システム
正式サービス開始時よりアイテム課金制度のみを導入している。有料アイテムさえ購入しなければ無料で遊ぶことができる。運営は「基本料金永久無料」を謳っていることから今後も月額制を導入する予定はないと思われる。1ヶ月に課金できる金額に制限があるものの、家族名義などで複数アカウントを作成・所持していればいくらでも課金できてしまうのでこの制限は有名無実化している。
ゲーム画面右下にあるアイテムモールアイコンをクリックすることで、課金アイテムを購入することができる。 アイテムモールを利用するには公式サイトからクレジットカードやネットキャッシュを用いてあらかじめGEM(課金用通貨マネー)をチャージし購入する。課金アイテムについては公式サイトの交換アイテムリスト。
ゲームシステム
基本システム
キャラクターは中国とヨーロッパで種族が分かれており、さらに男女各13種類、合計52種類のキャラクターが用意されている。それぞれキャラクターの設定が用意されているが、ゲーム進行上何ら意味がないため気にしなくてもよい。なお、同一種族であれば課金アイテムである「転生護符」を購入・使用すれば性転換を含めてキャラクターの変更をすることができる。
プレイスタイルはソロプレイとパーティープレイの両方が楽しめる仕組みになっている。基本的に回復の早く汎用力のきく中国キャラクターがソロプレイ向き、専門性の強いヨーロッパキャラクターがパーティープレイ向きであるが、パーティーを組む中国キャラクターがいたり、ソロプレイで狩りを行なうヨーロッパキャラクターもいるため固定化はされていない。また、クエストをこなすために中国キャラクターとヨーロッパキャラクターの混合でパーティーを組むケースもある。
バース むぐら ティラミス スカーレット テキーラ 吉日 メルルー ももいし 高潔 サーチ花粋 オーラップ フロア ブイヤ マデイラ シュロ コムタン 滝の白糸 西村 ネガ トール いこて ツリフネソ ミドル マインド ビッグ ラット レックス 夾竹桃 キエフ ラクーン ブルガリ チョッパー メンデル バリウ モルガ ピュアコ バグダッド ひおき マイナ トウガラシ なんぽろ ライフボート ルミッ リアダ ステロール ジャスミン 水玉シャツ ジャンボ シプル パスボール
クエストは各街およびフィールド上にいるNPCキャラクターに話しかけることによりクエストを受けることが可能である。クエストの種類として決められた数のモンスターを倒すか、モンスターを倒すと落とす特殊アイテムを集めるものがほとんどである。クエストの報酬として経験値アップやスキルポイント獲得、レアアイテムの獲得などがある。
プレイヤーキラー(PK)は可能であるが、通常時においてPKを行なうとペナルティが発生する。一方でPvPを推奨するシステムを導入しており、NPC商店で販売しているマントを着用したり、下記のバトルシステムなどに参加するとペナルティを受けることなく(バトルシステムに参加している場合、経験値やポイントが獲得できる場合がある)PKをすることができる。
ステータスおよびスキル
ステータスは力型と知型の2種類のみである。力型は物理攻撃力、物理防御力およびHPに関係し、知型は魔法攻撃力、魔法防御力およびMPに関係する。レベルが上がるごとにそれぞれ5ポイントずつステータスポイントが使用可能であるが、このうち1ポイントずつが自動的に割り振られるため、プレイヤーが任意に振り分けができるのは1レベルにつき3ポイントのみである。なお、ステータスは一度振られると二度と振り直しが効かない(ステータスを回収するアイテムがない)ため、振り分けには細心の注意が必要である。
レベルアップの他にスキルアップがあり、スキルポイントを貯めることによってスキルを上げることができる。ステータスと違い振り直しが可能である。(課金アイテムおよびクエストアイテムに回収ツールがある) スキルアップの仕様は中国キャラクターとヨーロッパキャラクターで違いがあり、中国キャラクターは職業による分類はないが装備や振り分けによりスキルが決定するシステムとなる。大きく分けて武功系、気功系の2種類があり、武功系は剣術・槍術・弓術のスキルが、気功系は氷系・雷術・火術・内功のスキルが拾得可能である。力振り・知振りに関係なく拾得できるが、それぞれにマスタリーレベルがあり、上級レベルを覚えるのにはまずマスタリーレベルを上げる必要がある。またマスタリーレベルの総合計は300までとなっており、300に到達するとそれ以上マスタリーレベルを上げることはできない。一方ヨーロッパキャラクターはシルクロードオンラインのスキルポイント制に加え、職業・装備によりスキルが決定するシステムとなる。大分してアタッカー系、キャスター系、サポーター系の3種類が存在し、アタッカー(物理攻撃系)はウォーリアーとチェイサー、キャスター(魔法攻撃系)はウィザードとウォーロック、サポーター(回復・攻撃補助系)はバードとクレリックわかれている。ヨーロッパはベースレベルを2倍した数値がマスタリーの制限となっており。それぞれをMAXまで取ると、2つまでのスキルが習得可能となる(例:ベースレベル10の場合、マスタリー制限は20)。
ギルド
各都市にいるギルド管理人に申請することによってギルドを結成することができる。 ギルドを設立するためにはギルドNPCに話しかけ、ゲーム内通貨を支払うことで開設される。ギルドに加入しているとギルドチャットやギルド倉庫の利用等の特典を受けることができる。 またギルド同士で同盟を組むことができたり、ギルド同士での戦争を行うことができる。 ギルドの同盟申請・解除、ギルド戦争の申請はギルドマスターのみ実行可能であり、一度ギルドを脱退すると3日間は他のギルドへ移ることができない。[3]
錬金システム
錬金システムを使って武器・防具・盾・装飾品の装備品をパワーアップすることができる。おおまかにエリクシールを使った通常強化と錬金石を使った強化の2種類がある。
エリクシールを使った強化の場合、武器をパワーアップするには武器エリクシール、防具をパワーアップするには防具エリクシールといった形でそれぞれ専用のエリクシールが必要となる(エリクシールはモンスターからドロップされる)。錬金ウインドウにパワーアップしたい装備品とエリクシールをセットし、実行ボタンを押す。成功すると白く光り装備品が強化されるが、失敗すると黒く光りゼロにリセットされる。またある程度パワーアップされている装備品の錬金を失敗すると耐久力が下がったり、場合によっては装備品が消滅してしまう。 なお、NPC商店で売られている幸運のパウダーを使用すれば成功率が上昇する。
錬金石を使った錬金は石板に欠片や武器・防具品をロンドで分解した元素をはめ込み、錬金石を生成する。その錬金石を対象となる武器や防具と一緒に錬金システムにはめ込み、強化していく。錬金石には属性付与の緑板、属性値変化の赤板、特殊な効果を持つ青板があり、失敗しても装備品が消滅してしまうことはない一方で成功しても能力が下がる場合がある。またある程度の確率で同化が起こり、無関係な属性の数値も変化する場合がある。